『信用情報』って何だろう?どういう時に信用情報が必要なのだろう?私と何の関係があるの?そんな疑問を解決したいと思います。
後払いを可能にするのが「信用」
私たちは商品やサービスを購入するとき、様々な支払い手段が選択できます。その中には、「実際の支払いは商品やサービスの購入の後で行うもの」があります。なぜ後で支払うことができるのでしょう。それはその人の「信用」が評価されているからです。
「信用情報」は信用評価に必要な情報のひとつ
「信用」の評価はどのように行われるのでしょう。
ローン・クレジット会社は、契約の申込時に本人が提供した申込情報(申込書の記入内容・必要書類)と、当社JICCのような信用情報機関に登録された「信用情報」の内容などから判断しています。
例えば、友人から「○○を貸してほしい」と頼まれた時、頭の中で“この人なら貸してもきちんと返してくれる(orくれない)”という判断をしますね。
過去の付き合いの中で信用がある場合、ためらうことなく貸す判断がつき、過去に返してくれなかったという事実があると貸すことがためらう場合があると思います。
これと同じように、ローン・クレジット会社も、期限内に支払ってくれる人は「信用のおける人」、逆に支払いが滞った人は「信用がおけない人」と判断するでしょう。※信用評価(与信判断)の内容は、ローン・クレジット会社により異なります。
ローンやクレジットカードの契約内容などを「信用情報」として、信用情報機関が管理しており、顧客が新たにローンやクレジットカードを申込する場合、ローン・クレジット会社はこの信用情報を参考に契約可否の判断をしています。
信用情報は、ローンやクレジット会社が利用者と信用取引を行う場合に信用を判断する大きな材料となるのです。
ライフイベントと信用情報の関係
では、どういう時に信用情報が関わってくるのでしょうか。以下の例を元に説明します。
スマートフォンを分割払い契約
成人になったので、自分でスマートフォンを契約してみた!
クレジットカード(キャッシング付)の契約
クレジットカード(キャッシング付)を作ってみた!
アパートの契約
社会人になったのでひとり暮らしスタート!家賃保証って何だろう?
自動車ローンの契約
車が欲しくなったから、買おうかな!
住宅ローンの契約
念願のマイホームを買いたいな!
教育ローンの契約
子どもの教育は大事!教育ローンを契約することにした。
いかがでしょうか?普段生活をしていて、あまり信用情報を意識する機会はないと思いますが、意外と信用情報が関わってくる場面は多いのです。
自分の信用情報は確認可能
自分自身の信用情報は、JICCに手続きを行うことで自身で確認することができます。この仕組みを「信用情報開示制度」といいます。