INTERVIEW

新たなサービスを、「データ」や「会員会社の声」を起点に生み出していきます。

越智 渉太業務統括部 2019年度入社

越智 渉太業務統括部 2019年度入社
入社後に信用情報のデータ管理を担当しながら、会員会社からのお問い合わせにも対応。現在は各種の統計データと顧客の声を起点に、新サービスの企画立案を推進。他にも市場分析、営業支援など、幅広い業務に取り組んでいる。

01.現在の仕事内容

統計データを駆使して、
新たな企画を立案します。

当社が管理する4.5億件のデータを様々な角度で分析しながら、会員会社の課題解決につながるサービスを企画立案することが、主な仕事です。私たちが新たなサービスの企画書などを作成し、場合によってはシステム開発部など他部署と連携しながら具体化していきます。企画立案する際に大切しているのは、「会員会社の声」です。会員会社から寄せられる要望や課題を社内に蓄積しているので、それらを起点に新たなサービスを考えていきます。統計データの分析は、会員会社の課題を解決する新たな企画を考えるうえで、重要な役割を果たします。信頼性の高い客観的なデータを活用しながら、より価値の高いサービスを目指していきます。

その他にも、会員会社からの要望を受け、統計データを活用して、集計・分析を行ったり、営業チームのための統計データを活用した提案資料を作成したりと、業務内容は多岐にわたります。消費者信用市場の動向をチェックすることも重要な役割です。

なお、業務統括部には業務改善を進めるチームもあり、信用情報の開示をよりスムーズに提供できるように、スマホ開示や業務の自動化も行いました。昨今の社会状況に対応した、重要度の高い取り組みだったと感じています。

02.当社を志望²した理由

入社の決め手は、
一人ひとりを大切にする「温かさ」。

学生時代から広く人の役に立つ職業に就きたいと考えていました。何十年と働いていくなかで、できるだけ社会に貢献できる、生活の基盤となるインフラを整備するような仕事を探していました。公務員も考えましたが、社会全体の「信用」を支える当社に出会い、その使命感に共感しました。入社前に経験したインターンでも、着実に一つひとつ仕事を進めていく「地に足がついた働き方」に魅力を感じました。

入社の決め手となったのは、面接でお話しした社員の方々の人柄です。それまで経験した他社の面接では、冷たい印象を受けることが多くありました。一方、当社の担当者には、しっかりと私の話を聞いて話を引き出してくれるような心遣いがありました。面接よりも「面談」という印象で、自分を大切に想ってくれていることを感じました。その後の会社見学でも、社内がとてもアットホームな雰囲気で「こんにちは、来てくれたんですね」と、気さくに声をかけてくれたのが嬉しく感じました。

03.入社後の成長

統計分析にとどまらず、
会員会社のさらなる業務改善を。

入社後に苦戦したのは、会員会社から寄せられる課題や悩みを解決する問い合わせ対応です。学生時代にアルバイトを経験したことがなく、お客さまとコミュニケーションをとることに苦手意識があったので、最初の頃は電話で上手く案内できませんでした。しかし、入社後の研修やOJTがとても手厚かったので、本当に心強く感じました。先輩やメンターと一緒に電話のロールプレイを繰り返したり、周囲の先輩社員の話の運び方を見て真似をしたりするなかで、話し方のコツが自然と身につきました。会員会社対応の会話例が記載されているトークスクリプトもそろっており、手厚くサポートいただける環境のなか、同期の他のメンバーも私と同じように、実践的な対応スキルを短期間で身につけています。

業務統括部では、学生時代に学んだマーケティング・データ分析の知識も活用しながら取り組んでいます。例えば、地域金融機関向けに提供しているリテールビジネス分析サービスでは、特定エリアの統計情報を分析。地域の特徴なども取り入れながら、適正な与信判断ができるようにサポートしています。会員会社のから「ありがとう」と感謝されたときには、嬉しさでいっぱいになります。データを分析するだけではなく、その後の会員会社での活用度や効果にまで責任をもって考えられるようになったのは、自分にとって大きな成長だと感じています。

04.仕事のやりがい

全業種を網羅したサービスで、
自分の視野が広がります。

業務・サービス改善のため、幅広い業界の会員会社に携われることが、この仕事の面白さです。消費者金融、クレジット・信販、金融機関、保証会社、リース会社など、多種多様な会員会社を担当し、多くの方とお話しできるので、業界ごとの違いを知ることもできます。どの業界が今伸びているのかなど、社会の動向に興味がある方には最適な環境ではないでしょうか。一つの業種にとらわれることなく広い視点で考えられるので、日々刺激を受けながら楽しく業務に取り組めます。

また、会員会社が直面している課題に対して一緒に取り組めることも、大きなやりがいにつながります。今どのようなことに困っていて、それを解決するためにどのようなデータ分析や資料・情報が必要なのか。営業部門の担当者と一緒に色々と考えながら、一つひとつ丁寧に対応していきます。信用情報という形のないサービスではありますが、会員会社と個人のお客さまの間に「信用」という懸け橋を築く。その結果、私たちと会員会社との間に確かな「信頼」が生まれるのではないかと思います。それが他の会社ではなかなか味わえない、当社ならではの仕事の醍醐味だと感じています。

05.今後のチャレンジ

新たな企画で、信用情報の
正しい知識を広めていきたい。

会員会社にとって使いやすい、統計関連の新たなサービスを企画・開発したいと思っています。信用情報について正しい知識を知ってもらうことも意識しながら、「こんなこともわかるんだ」と会員会社の新たな気づきにつながるようなサービスを考えられたらいいですね。それを実現するためには、膨大な統計データを扱うための集計や分析のスキルが必要になってきます。仕事の効率化にもつながるので、さらなるスキルアップを目指して挑戦していきたいです。

社会全体に目を向けると、信用情報に関わる統計データを活用していきたいと考えている方は非常に多いと感じています。社会の変化に関わらず、その需要は今後も続いていくのではないでしょうか。会員会社から必要とされている統計・分析のスキルを高めながら、社会貢献にやりがいを感じられるのが、私たち業務統括部の仕事です。当社には個々が積極的に挑戦できるカルチャーも根づいているので、様々なことにチャレンジしたい方も働きやすいと思います。

 

信用情報の開示…信用情報機関に登録されている自身の信用情報を確認できる制度。
スマホ開示…スマートフォンの専用アプリにて開示申し込みから開示結果の確認までができるサービス。
リテールビジネス分析サービス…当社の登録データを分析・集計し、会員会社の与信におけるリスク動向や各地域の潜在ニーズの把握に資する統計情報・分析結果を提供するサービス。

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