INTERVIEW

信用情報の「わからない」を 無くすため、常に会員会社の視点に立って サポートしています。

山口 舞営業統括部 営業2グループ 2012年度入社

山口 舞営業統括部 営業2グループ 2012年度入社
入社当初は、会員会社からの問い合わせ対応や、会員管理業務を担当。その後、信用情報のデータ管理業務も経験。現在は、主に金融機関からの相談や課題を解決しながら、会員専用サイト*のリニューアルプロジェクトにも携わっている。

01.現在の仕事内容

信用情報の適切な利用方法を、
できるだけわかりやすく。

会員会社が信用情報を適切に利用できるように、データの見方に関する問い合わせ対応など、各種のサポートを行っています。一般的な営業職のように特定の商材を売るのではなく、会員会社が抱える課題や悩みを解決することが主な仕事です。新たに入会された会員会社の場合、信用情報の基本的な知識が十分ではないことも多いので、できるだけわかりやすく説明する必要があります。一方で、既存の会員会社のなかには、より効率的かつ効果的に当社の信用情報を活用したいとお考えの会員会社もいらっしゃいます。それぞれの会員会社の視点に立って、最適な方法を提案することを心がけています。

現在所属している営業2グループは、様々な業種の会員会社からの問い合わせに対応しており、会員会社内のシステム変更に伴う相談も寄せられます。システムの構成が変わることで、新たな問題が発生する可能性もあるため、会員会社の状況に合わせて適切な案内ができるようにヒアリングを実施したり、打ち合わせを行ったりするなど、スムーズに移行できるようサポートしていくことも私たちの重要な仕事です。

02.当社を志望した理由

社会インフラを担う重要な役割に魅力を感じて。

消費者信用市場の発展を支える社会インフラとして、とても重要な役割を担っている会社だと知り興味をもちました。クレジットやローンに関する信用情報を収集し、会員会社からの照会に応じて情報提供を行う信用情報機関は、国内に3社しかありません。そのなかでも、当社は、全業種を網羅している国内唯一の信用情報機関です。社会的意義を感じられる仕事で、自分の理想とする働き方に合っていると思いました。

就職活動を振り返ると、最終面接で当時の役員の方々が複数名同席されていたのが印象的です。とても緊張しましたが、それと同時に私たち新卒社員の採用に対して非常に真剣に考えていることを実感しました。それ以外の選考フローでも、社員の方々が自分のことを大切に考えてくださっていることを感じられたので、ぜひ一緒に働きたいと思いました。現在の最終面接では、より深くコミュニケーションを取るため、役員・候補者ともに少人数の形式に変わっていますが、一人ひとりの想いを尊重する姿勢に変わりはありません。

03.入社後の挑戦

1年目で携わった大規模案件の経験が、
その後の自信に。

入社後の仕事で特に印象深いのは、会員会社が当社の信用情報を取得するために必要である、ソフトウェアのアップデートに関する案内業務です。1,300社を超える会員会社へ通知文書を出し、問い合わせへの対応を検討。それと同時に、社内調整も進めていきました。仕事の進め方が十分にわからず不安なこともありましたが、チームの先輩はもちろん、他部署のメンバーも優しくサポートしてくれたので、最後までやり遂げることができました。1年目で全会員会社に関わる重要な案件に携われたことが、働くうえでの大きな自信につながっています。

2年目には、主にデータ管理を担当しました。私たちが管理している信用情報は、会員会社からデータを提供してもらい、それをデータベースに反映させているので、ルールに則り登録されているのかどうかを常に確認する必要があります。1年目に経験した業務とは異なりますが、入社後の研修で当社のデータベースの仕組みや各項目の意味をしっかり学べたので、戸惑うことはありませんでした。信用情報について深い知識を習得できたことが、現在の業務にも役立っています。

04.仕事のやりがい

課題の先の目的達成が、
会員会社の喜びにつながります。

問い合わせなどの対応で、「聞いてよかった」と喜んでもらえることが一番のやりがいです。例えば、会員会社から会員専用サイトへのログイン方法についての問い合わせがありますが、そのときにログインできるように回答するのは当たり前です。それよりも、その先にある本当の目的を考えることが大切です。例えば、マニュアルを探しているのであれば、ログイン対応と併せてサイト内の該当箇所を案内します。部署内でもワンストップのオペレーションを意識しており、会員会社の満足度を高めるための改善を日々進めています。

日々の営業活動でたくさんの会員会社をサポートしてきましたが、鮮明な記憶として残っているのは、当社でまだ加盟していない業種に対する入会アプローチです。当時の担当者の方は、信用情報機関に対しての知識がなく、入会後の運用に関する不安が大きい状態でした。私は営業担当として、当社の信用情報が適正な与信業務につながることを提案し、運用面においても、担当者の方が疑問や不安に感じていることを一つずつ確認し、回答していきました。当時は、まだ営業の知識が十分ではありませんでしたが、グループ内のフォローもあり、新たな業種の加盟につなげることができました。

05.今後のチャレンジ

会員専用サイトのリニューアルに
全力を注いでいく。

今までは営業担当として会員会社とコミュニケーションをとることが多く、企画系の業務に携わる機会がありませんでした。今期からは新たなチャレンジとして、当社の会員専用サイトをリニューアルするプロジェクトにも携わっています。会員会社の利便性向上と社内業務の効率化のため、どのような機能を実装するべきなのか。要件を整理したり、業務に支障が出ないように社内調整したりと、やるべきことはたくさんあります。

従来の営業職から視点が変わったことで、新たな発見もあります。営業担当として会員会社に接するときには、直接話しながら課題解決に取り組んでいましたが、会員専用サイトのリニューアルでは、「間接的に」会員会社のことを想像し、最適な機能の実装を検討していきます。今までと違う立場で会員会社のことを考えるのは、とても難しいことだと感じる反面、会員会社や当社業務の効率化を図ることにつながると感じているので、非常にやりがいのある仕事だと思っています。業務に関する総合的な知見が必要になるため、今までの経験を活かして全力で取り組んでいきたいです。

* 会員専用サイト…会員会社専用のウェブサイト。毎月の請求情報や、当社からのお知らせ文書などの確認ができる。

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